前提: 前週投稿の「備忘録」
まず基本的な目線としましては、先週投稿した「備忘録」の通りですたぬ。そちらご覧くださいな。
2020年12月5日 XAUUSD底ロングと12月備忘録
簡単にいってしまえば、1850を上抜けるか1764を下抜けるかがポイントでしたぬき。
日曜のこのツイートもそういう趣旨でした。
これは1850までは行ってくれやと思います pic.twitter.com/k7upI04oqL
— 環 (@tanubitUT) December 5, 2020
その上で実際どうなったか見ておきましょう。たぬ。
12月7日(月) NY時間で暴騰
まずアジア時間はイマイチ、ヨーロッパ時間にはむしろ下げてきましたぬき。
しかしそんくらいは想定内中の想定内なもんよ。
というわけでしてこの辺で指値しておいた次第。追加ロング!
ゴ1823刺さっておちましたぬこ。
— 環 (@tanubitUT) December 7, 2020
この指値の理由はすぐ話すんで先を続けますたぬ。
そんでNY時間にゴールドは暴騰し、目安の片方である1850あたりを大きく上抜けましたぬき。

というわけでして、備忘録通りにロングでよろしかろうよとなった次第たぬ。
備忘録記事の前半部分に書いてありますように、環はすでに底離脱ムーブの1783ドルのロングを握っておりました。
よって目標となった1850の時点を超えた時点ですでに70ドル近い値幅を抜けることになっていたなんですが、上昇を見越して下に振ったところに指値を入れておいた次第です。
それがヨーロッパ時間に約定した、1823ロングでしたぬき。
なんで1823かといいますと、そんなに大した理由ではなくて、このあたりに前回最高値圏でのレジスタンスラインが入っていたためですたぬ。
黄色い丸の左がその様子、右側が今回ですたぬ。

ご覧の通りこれは週足レベルでのものですし、ピッタリ効くとは最初から思ってなんでして、線が引いてある1825よりも若干低めで指値しておいた次第たぬね。
・・・結構ギリギリでしたぬき。1825を下回っていたのは10分ほどでした。30秒足です。

ふりかえり
あとあと何かに役立つかもなんでして、振り返っていくつかの要素をチェックしておきましょう。
① ある種のおじいちゃんチャート?
あまり典型的に良い例ともいえないと思いますが、今回の1823ロングはある種のおじいちゃんチャートを拾った形になったといえると思いますたぬ。

ポゴスティック形成で出来高がちゃんと増えておりますね。
しかしながら離脱が遅いなんで、もどかしい動きではあったと思いますたぬ。6時間ほどかかっておりました。
移動平均線を引きつけるのに時間がかかったということでしょうか、もう少しいろんな事例を見て考えたい次第です。
② ある種の逆三尊?
これが厄介な点で、今回直接何か素晴らしい教訓があるわけでもないんですが、一応チェックしておきましょう。
なお逆三尊は中上級者向けで、初心者は混乱を招くので読まないで良いと思われますのが環の見解です。下の記事を参照。
【トレード裏入門】第2回 相場は基本的に上下非対称
さてさて、今回見ている逆三尊はこのようなものですたぬ。

ネックラインをオレンジと見るか白と見るかは考えものですが、まあどっちにしてもブレイクしたとみなせる時間はこのNY時間の頭ですたぬね。

ここで逆三尊の研究として注目したいのは、出来高の薄さたぬ。
環が、逆三尊が三尊とは全然違うといっている理由の1つは出来高の付け方が全然違う傾向があるからということがございます。
ここで水色の丸をつけたあたりを見て欲しいなんですが、このブレイク局面で、大きく値段が上がっているにもかかわらず、出来高はそんなに目立ったものではないたぬ。むしろ前週の後半に比べて少ない次第です。
このことは価格帯別に出来高をみれるVPVR(画面右端のコブの大きさが出来高を示す)を見ても確かにと思うかもですたぬ。
VPVR上も、ブレイクの価格帯は出来高が小さく、その上下のもちあってる場面で突出していることが見てとれましょうよ。
12月9日 ゴールド利確と短期ショート
ロングエントリーは1783も1823も大正解といってもよかろうよ。
ところがどっこいトレードはイグジット(利確・損切り)しないと終わらんわけでして、建値でドヤっても仕方あるまいて。
9日のヨーロッパで処分たぬ。
1823ロング利確
— 環 (@tanubitUT) December 9, 2020
理由は簡単でして、三尊形成っぽかったので、ネックライン到達で逃げただけです。

「三尊ていうかソーサーじゃね?」というツッコミがあろうと思いますが、環はあまりその辺こだわりを感じません次第です。
1783の方は耐えようかなと思ったなんですが、あまり良い感じではないんでしばらくののちに処分しましたぬき。
左肩よりも頭の方が出来高小さくて、三尊だかソーサーだかなんだか見たいな、とにかくリバーサル型の形になってて、当初ポイントと睨んだ1850に接近しながら大して反発できていない。
安全策をとって利確ですたぬ。
というわけで、今回はエントリー・イグジット共に満足いく思った通りのトレードができました〜次第!
そして値幅もしっかりとれました次第。1783→1860です。追加ロングもうまく決まり、文句なしの爆益!

前回書いたように、ゴールドは長らく負けまくっておりましたが、ちゃんと狙うべきところで入ってスランプを抜け出せたと思いますたぬ。
そして数時間後、ショート
ゴ少し売り
— 環 (@tanubitUT) December 9, 2020

ご覧の通りにこちらも成功でしたぬき。寝てるうちに利確されておりましたぬき。
おきたらゴールド売り利確されておりましたぬき。敗北率が勝率に転換した。レンジで殴り合うのやめただけで金が減らなくなった次第。む
— 環 (@tanubitUT) December 9, 2020
利確指値は典型的な三尊の値幅計算、ネックラインからトップの差の分だけ落ちるということで、1855-(1875-1855)=1835がそうなんですが、基本的には強いという目線でしたことなんで1841に指しておいた次第です。
結果、もう少し粘っても良かったような気はしますが、先週のつもりでは、ショートで取るつもりはあまりなかったのでまあ取れただけよいとしましょう。
さしあたり備忘録は継続
現在はこのような感じですたぬ。

1850-1825あたりがミニマム(多分)なレンジを形成しておりますたぬ。
前回備忘録から微調整する必要があるとすれば、思っていたより1825がラインとして機能してきたということくらいでしょうか。
もう一度先週のやつ貼っておきますたぬ。
2020年12月5日 XAUUSD底ロングと12月備忘録