大前提: 1955-1965ドルあたりは明らかに鬼門
予め苦しいと思われる価格帯がござった。それが1955-65ドルあたりです。
なんでその辺苦しそうかというのは前回貼ったこの画像をご覧くださいませ。

11月5日-9日、日足で実に嫌な感じのでっぱりを作っていらっしゃいましたぬき。
もう少し引きで見るとこうよ。

なかなかに凶悪です。
ここで左右対称みたいにして、この価格帯で抵抗されると面倒くせえことになりそうでしたぬき。
1月6日(水)
アジア時間

一旦は上に行くも、やはり例の1955ドルくらいで墜落。
渋かったです。
その後、アメリカ上院選の開票速報で荒れておりましたが、1942ドルで変な底固めしましたぬき。
ユーロ時間

一旦は上に行ったんですが、1960ドルを手前に下落しはじめ、だんだん下げが加速して行きました。
つい昨日まで、非常に楽だったんですが・・・
ここで環はひたすら買い向かってしまいます。
一旦はおじいちゃんチャートかと思われましたが・・・
この時点では勝ったぜと思いましたぬき。結構な含み益出ました。
しかし・・・
はい、完全に死亡フラグです。
ジワ下げでほぼ帳消しにされレンジに持ち込まれしたぬき。

当初はまあ何とかなるだろと思っていたのですが・・・
だんだん冒頭で書いた旨、だんだん実現の機運が・・・
NY寄り付き。これからが本当の地獄だ
秒足ラインタッチで寄り付きロング。

だがこれもダメ!
むしろ逆に、レジスタンスラインが引けるようになってしまい、ディセトラを形成しはじめましたぬき。
赤い実線の斜め上線が無力だとわかり、赤い下降実線と、波線を底辺としたディセトラです。

そしてディセトラを下方ブレイク。

この時15分足はこうです。さすがに厳しい。

下落中のディセトラ下方ブレイクはだいぶ厳しい印象ございます。たぬ。
そして次のサポートは1900に通る黄色いラインか、もしくは1893あたりの水色のラインか・・・
他方、このディセトラ下限は1929くらい。
いずれにしても、サポートが遠い。走ったら耐えられんです。
もうこれはさすがに無理!
持ってるロングを全部利確してショートぶっ込みましたぬき。
環に悪い方で大荒れになったので、ツイートが滞っております。
ゆるゆるの底固めを見極めろ!
まず、黄色いラインでどうも止まったっぽい感じがないこともない、そんな感じになりました。15分足です。
本当なら、急落の後急反発して出来高マックス、すなわちポゴスティックで底打ちにして欲しいところですたぬ。
もっと具体的にいえば、黄色か水色の線に杖部分がめり込むようなおじいちゃんチャートをつくって欲しかったところです。
しかしここでほぼ底のまんま真横に張り付きましたぬき。
参考までに、前日(5日深夜)のドル円を貼っておきましょう。

うーむいやなやつです。
しかし環はここでロング。
あまりにも動きが悪くて、ダメかとも思いました。
ロングの理由
まずリスクリワードは良かったです。
一瞬でもなかったが、実際上がりはじめたら1時間で20ドルまで埋めてきましたね。

対して、損切りは底割れ。環はさっきのツイート時点(1905くらい)と、そのあとの少し下げて来てもどってくやつの1903をロング。
エントリーしてから膨大な時間が経過しましたぬき(大袈裟)
寝るといった後はどうせ寝ない。これは鉄則です。
何を待っていたかといえば、こういう感じの動きですたぬ。


なおこのダウの例はこのブログの記録から拾ってきましたぬき。
4時ごろに上がり始める
すると、(忘れていた)FOMCのあたりで上がりはじめましたぬき。
しかしこのあたりの時間、もっとすごいニュースが入ってきました。
ニュース: 反バイデンのトランプ支持者が突入して来て大騒動
アメリカの議会に、反バイデンのトランプ支持者が突入して来て大騒動ということです。
こちら続報待ちです。
銃声らしき音が聞こえたとか爆発物発見とかかなり物騒な話が次々と出てきております。
とりあえず1920ドルまでは戻ってきたので損失を回復
話を戻しましょう。
とりあえずゴールドはさっき予想したように、1920ドルあたりまで回復してきました。

反省
① いくらなんでもロングしすぎ
まず、お読みになった方の多くが感じたと思いますが、いくらなんでもNY寄り付き前にロングしすぎでしょうよと。
上に記録したように、エントリー頻度が多かったです。
そして何より、ロングポジションをとにかく増やしたくて仕方ありませんでしたもようです。
・・・と言ってるにも関わらず、その後もやはりポジション増やすことばかり考えていた。
最後のツイートはプラマイゼロになってるあたり。つまり結果としては成功してはいるんですが、しかしその前に増やしていってるのは結果も伴わず、被害を拡大させてしまっております。
そのあたりでのポジションは、下落しはじめてSLかかる度にムキになって増やしていた側面がありまして、それが問題だと反省しましたぬき。なんのためにSLかけてるんだ。

しかも1955-65ドルはヤバイと予めわかっていた
最初に書いてあるように、この価格帯が鬼門だというのはあらかじめわかっていたことですたぬ。
後出しで言ってるんじゃないのはツイートの日時見ていただければわかると思います。
問題なのは、その辺やばいとわかっていながらも近いところでロングしていることですたぬ。昨日せっかく1940ドル以上利確したのに。
皮肉なことにポジション増やすことへの警戒までぶら下げておりましたぬき。
翌日忘れるなよ!記憶力!
ただしロング方針自体は悪くなかったと思います次第
なんでこんなロングしまくってるかといえば、この1か月ひたすらロングしていれば勝てたからです。
これだけロングだけで勝てた相場で、急にロングを控えるというのはむしろ合理的ではないんではないかと思いますたぬ。
とはいえ、量が多すぎた。
② 下落見通しが甘かった
これ自体はある程度しょうがない面はございまして、思ったような価格をつけなくてもその場で判断するというのが裁量トレードの力量というのもございましょうよ。
しかし、これが①と合わさったのが問題でして、結果として損するポジションを大量に抱えることになりましたぬき。
良かった点もある
しかし、良かった点もありますたぬ。こちらも適切に捉えるべきでしょうよ。
① ディセトラ底抜けでデイトレロング目線を完全に放棄
1929ドル割れの時点で、ロングを増やし続けるという方針をすぐに捨て、年末からのロングも全て順次利確し、そのままショート打ちました。
結果としては次のサポートと見ていた1900まで下落し、29ドル分の新たな損失を回避して、さらにショート利益で少し持ち直せましたぬき。
② 最後の底ロングでしっかりロング握ったのは良かったと思う
また、最後の底ロングに関しては、正解だったんじゃないかと思いますたぬ。
結果論もそうですが、何よりこのパターンは以前ショートで負けた形だったのです。
先ほどの記録にそれが書いてありますたぬ。
こうして、過去の敗北からしっかり学習して、今回のリベンジに活かせたというのは良いことと存じます次第です。